ニュース
ローソンがレジ袋の辞退率を発表 機能的な限定エコバッグも発売:ファミマとセブンの辞退率は?
7月1日からレジ袋が有料化された。ローソンのレジ袋辞退率が明らかになった。エコバッグの需要が高まったことから、同社は限定商品を投入する。
ローソンは8月4日、デザインオフィス「nendo(ネンド)」(東京都港区)がデザインしたエコバッグ2種類を、関東・甲信越地区のローソンおよびナチュラルローソンで発売する。
7月1日にレジ袋が有料化されてから1カ月が経過したが、ローソンのレジ袋辞退率は76%となった。これは、セブン‐イレブンの75%、ファミリーマートの77%とほぼ同水準である。
エコバッグを持参するお客が増えたことを踏まえ、スティック状のケースに巻き取って収納可能な「巻きとりエコバッグ」と、バッグの内部を上下2層に分けられる「2層型エコバッグ」(ともに税込850円)を投入する。
2層型エコバッグは、「温かい食品と冷たい飲み物」「食べ物と家庭用洗剤」「柔らかくてつぶれやすい食材と重たい日用品」といったように、これまでは別々のレジ袋に分けて持ち運んでいたものを1つに収納できるようになっている。また、コンビニで活用できるように、バッグ本体は弁当が収まるサイズになっているだけでなく、上部のハンモック部分には500ミリリットルのペットボトルが横向きに収まるように配慮した。
関連記事
- ファミマが7月のレジ袋辞退率を発表 有料化前の30%からどれだけ増えた?
6月30日にレジ袋の無料配布が終了した。ファミマが7月のレジ袋辞退率を発表した。有料化前は30%だったが、どれだけ増えたのか? - ファミマ限定の夏向けマスクが登場 「ひんやり素材の冷涼感マスク」と「アナ スイ ガーゼマスク」
ファミマが夏向けマスクのラインアップを発表した。ファミマ限定で「ひんやり素材の冷涼感マスク」と「アナ スイ ガーゼマスク」を発売する。 - 見通しが甘かった大戸屋、買収どころではないコロワイド 「大戸屋紛争2.0」を読み解く
コロワイドが大戸屋に“超攻撃的買収”を仕掛けている。敵対的な買収はそもそも成功するのか。買収された後、大戸屋にはどんな運命が待ち受けているのか。 - スシローとくら寿司 「価格帯」と「シャリ」から見えた戦略の“決定的”な違いとは
大手回転寿司チェーンのスシローとくら寿司。標準的な寿司の重さはほぼ一緒。しかし、価格とシャリの違いから戦略の違いが見えてきた。 - ミニストップ「おにぎり100円」がもたらした“意外な変化”
ミニストップが7月に始めた「おにぎり100円」施策。主力商品のおにぎりを最大30円値下げした。開始から3カ月がたち、効果はどれほど出ているのか。また、“100円”という値決めは成功なのか。狙いや現状について聞くと、意外な変化も見えてきた。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.