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オフィス出社は5人だけ! リモート主体で社員700人を支える総務業務のコツとは?リモートワークは「悪者」じゃない(1/5 ページ)

ほとんどの社員がフルリモートのキャスター。オフィス出社しているのは5人だけだというその他、700人の社員がフルリモート勤務の同社だが、総務業務などはどのようにこなしているのだろうか。リモートワークのコツと合わせて聞いた。

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 新型コロナウイルスの影響でリモートワークを導入する企業が激増した。リモートワークでも問題なく業務を遂行できることに気付き、リモートワークの続行だけでなくオフィスの縮小を検討する企業も出てきている。一方で、緊急事態宣言が解除された途端にリモートワークを解除し、オフィス出社に戻すところも多い。こうした企業はリモートワークを導入することで成果が落ち、つまり「失敗した」と考えたのだ。

 また、部署によっては業務の壁などがあり、リモートワークにそもそも切り替えられなかったというケースも散見する。その代表的な例が「総務」を中心としたバックオフィスだろう。特に紙とハンコとの結び付きが強く、その他も電話対応などオフィスにいなければならない仕事が多く、他の部署がリモートワークに切り替えた一方で出社し続けた人も多いはずだ。

 しかし、緊急事態宣言が解除されたからといって、コロナ禍が完全に終息したわけではない。今後も第2波、第3波の到来が予想されているだけでなく、コロナウイルス以外にもさまざまなウイルス、天災などによっていつまたリモートワークを強いられるか分からないのだ。

 そこで今回は、「リモートワークを当たり前」にするというミッションを掲げる企業のキャスターでPR/総務 執行役員を務める勝見彩乃氏に、リモート中心で総務業務をこなすコツやリモートワークのポイントについて話を聞いた。


オンラインアシスタントサービス「Caster Biz」などを運営するキャスター(出所:同社公式Webサイト)
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