ニュース
ナチュラルローソン、洗剤の「量り売り」実験販売:試し買いのニーズに応える
ローソンは8月21日、ナチュラルローソン2店舗で洗剤の量り売りの実験販売を行うと発表した。プラスチック削減につながるとともに、「少量の試し買い」のニーズに対応していく。販売は8月26日からで、9月には病院内の店舗へ導入予定。将来的には店舗数やカテゴリーの拡大も検討。
ローソンは8月21日、ナチュラルローソンの直営2店舗で、洗剤の量り売りの実験販売を行うと発表した。容器に使用されているプラスチックの削減につながるとともに、洗剤の香りなどを試したいというニーズにも対応していく。
販売するのは食器用洗剤、洗濯用洗剤、デリケート用洗剤、柔軟剤の4種類。セルフ形式で、店内に設置された商品タンクから客が必要な量を容器に入れ、レジで会計する仕組み。マイボトルをもっていない人向けに、無料の容器を3種類用意している。
量り売りは8月26日から、ナチュラルローソン芝浦海岸通店(東京都港区)と神宮外苑西店(東京都渋谷区)で開始する。9月には病院内のナチュラルローソン店舗へも導入予定。将来的には店舗数やカテゴリーの拡大も検討するという。
在宅時間の増加で洗濯の頻度が増え、ナチュラルローソンにおける7月度の洗剤カテゴリーの売上高は、前年比で2割以上増加。特に、自然由来の原料を使用した洗剤は、20代から40代の女性に支持されているという。
ローソンでは2030年までに、17年度対比で容器包装プラスチック使用量の30%削減を目指している。
関連記事
- ローソンがレジ袋の辞退率を発表 機能的な限定エコバッグも発売
7月1日からレジ袋が有料化された。ローソンのレジ袋辞退率が明らかになった。エコバッグの需要が高まったことから、同社は限定商品を投入する。 - ローソンが人間工学に基づいたフェースシールドを発売 鯖江のメガネフレームメーカーが製造
ローソンがフェースシールドを発売する。製造しているのは鯖江のメガネフレームメーカー。掛け心地を良くするため、人間工学に基づく頭部データから設計しているという。 - ローソンがレゴブロックのサンプル12万個を配布 コロナの影響で遠出できない東京の子どもを支援
東京都内のローソン店舗でレゴブロックのサンプル12万個を無償配布する。店内放送のクイズに正解するともらえる。コロナの影響で夏休みを自宅で過ごす子どもを支援するため。 - ローソンが「鬼滅の刃」エコバッグ発売 コンビニ各社はレジ袋有料化で対策
ローソンがTVアニメ「鬼滅の刃」のエコバッグを発売する。レジ袋有料化を踏まえファミマやセブンも対策を行っている。 - モスバーガー、初のテークアウト専門店を新宿にオープン
モスフードサービスは初のテークアウト専門店を8月27日にオープンすると発表。オペレーションの簡略化を目指しメニューも全商品から人気の6割に絞り、将来的には限定セットなどの販売も目指す。都心の狭小立地での需要性を探るため、メニュー構成や店舗機器の効果などを検証したいとしている。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.