ニュース
ファミマが「ポケチキ」をリニューアル 女性客獲得のための戦略商品:2019年5月に発売
ファミマはホットスナックの「ポケチキ」をリニューアルする。ジューシー感を向上させるため、新たに鶏もも肉を配合する。女性客を獲得するための戦略商品を強化する。
ファミリーマートは9月1日、ホットスナックの「ポケチキ(プレーン・ホット・チーズ)」(税込200円)をリニューアルすると発表した。9月8日に全国のファミリーマート店舗で発売する(沖縄県を除く)。
ファミマが初代ポケチキを発売したのは2019年5月。紙のパックに揚げた鶏肉が5粒入っており、気軽につまんで食べられるのが特徴だ。累計で3.5億粒を販売しているという。
この商品を開発した狙いについて、ファミマは「女性客を獲得するため」としていた。コンビニでフライヤー商品を買う女性客は、「小腹を満たしたい」「あと1品何か食べたい」と考えている。発売当時、レジ横のコーナーでは一口サイズのナゲットを取り扱っていなかったため、ラインアップを強化するのが目的だった。
リニューアルのポイントは次の通り。まず、ジューシー感や食感を向上させるため、これまでは鶏むね肉100%だったところに鶏もも肉を新たに配合した。また、衣の原材料を見直すことで、よりサクっとした衣になるようにした。さらに、原材料の配合や調味料を一から見直すことで、リピートしたくなる味を目指した。
リニューアルしたポケチキは、ライバルのローソンが販売している「からあげクン」との差別化に成功できるだろうか。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
関連記事
ファミマが「からあげクン」に“宣戦布告” 新商品の「ポケチキ」を食べ比べてみた
ファミリーマートが一口サイズのフライドチキン「ポケチキ」を発売する。ローソンの看板商品「からあげクン」と競合する商品だ。ポケチキとからあげクンを実際に食べ比べてみた。
「たばこは無言で買う時代」 セブンが実験店で掲げた“秀逸”すぎるコピーの意味とは?
セブンが実証実験を継続的に行う拠点がある。実際に行ってみると「たばこは無言で買う時代」というコピーがあった。どんな意味があるのか? 実際にたばこを買ってみた。
僕らのヒーローだったジャッキー・チェンが、世界で嫌われまくっている理由
香港アクション映画の象徴的存在、ジャッキー・チェンのイメージダウンが止まらない。隠し子である「娘」の振る舞いや、自伝で語られた「ダメ人間」ぶりなどが欧米やアジアで話題になっている。私たちのヒーローだったジャッキーに何が起きているのか。
ミニストップ「おにぎり100円」がもたらした“意外な変化”
ミニストップが7月に始めた「おにぎり100円」施策。主力商品のおにぎりを最大30円値下げした。開始から3カ月がたち、効果はどれほど出ているのか。また、“100円”という値決めは成功なのか。狙いや現状について聞くと、意外な変化も見えてきた。
スーパーでよく聞く「ポポーポポポポ」 18年たっても愛される理由
スーパーの売り場などでよく聞く「ポポーポポポポ」という曲。それを流しているのは「呼び込み君」という小型の機器だ。2000年に発売され、18年目を迎える呼び込み君が使われ続けるのはなぜか。製造販売する群馬電機に聞いた。


