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無印良品が菓子の量り売りを開始 どれを選んでも1グラム4円:本格展開は初めて
無印良品が菓子の量り売りを開始する。個包装された菓子を1グラム4円(税込)で20グラム以上から購入できる。量り売りサービスを本格的に展開するのは初めて。
良品計画は9月10日、菓子の量り売りを無印良品の一部店舗で9月16日から開始すると発表した。「無印良品 グランフロント大阪」(大阪市)や「無印良品 銀座」(東京都中央区)といった大型店で取り扱いを始め、55店舗にまで拡大していくという。
クッキー、マシュマロ、チョコなど個包装した28アイテムの菓子を袋に入れて重さを量ると、値段のシールが自動で出てくる。シールを袋に貼り、レジで精算する仕組みだ。どの菓子を選んでも1グラム4円(税込)で、20グラム以上から購入可能となっている。無印良品として本格的に量り売りサービスを展開するのは初めてだという。
広報担当者は「これまでは袋単位での販売だったため、お客さまから『食べきるまでに時間がかかる』『いろいろ食べたいが、ほしいものを全種類買うと出費がかさむ』といった声が出ていた。そこで、1年半ほど前から量り売りサービスを社内で検討していた」と説明する。ファミリー層や女性客などの利用を見込んでいるという。
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