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30代前半までに身につけておきたい「会計から企業を理解する力」:リーダーとして(1/2 ページ)
リーダーとしての仕事を遂行していくために必要不可欠な「会計から企業を理解する力」についてご紹介します。
会計という言葉を聞くと、難しく感じる人がいるかもしれません。しかしシンプルに考えれば、企業の会計を理解することは、家庭における家計簿を理解するようなものです。収入を把握し、支出を計算し、貯金を含めた家庭の資産、家の資産価値はいくらになっているか...…。こうした家庭における家計簿を、自社に置き換えた場合、皆さんはしっかりと理解できているでしょうか。
最低限押さえておきたい2項目
「細かい会計用語やルールの暗記をしましょう」と主張したいわけでは決してありません。大切なのは、チームリーダーや組織を率いる立場になった時に、日々の行動が最終的な結果として財務諸表にどんな形で表れてくるのか、ということをざっくりと押さえることです。
ここでは、最低限押さえておいていただきたい項目を2つご紹介します。
まずは「売上高」から
自社の売り上げがいくらか、すぐに答えられるでしょうか? 売り上げとは、簡単に言うと「自社の製品やサービスがお客さんに認めてもらえた分量」のことです。つまり、売り上げが分からない、ということは、お客さんにどれだけ自社を認めてもらっているのか分からないことと同じことです。
これは、リーダーとして非常に困った状態です。最低でも過去5年間分くらいの売り上げは、頭の中に入れておきましょう。
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