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生産性を高める「健康」と「幸福」 総務が防ぐべき“宝の持ち腐れ”とは?「総務」から会社を変える(4/4 ページ)

『月刊総務』編集長の豊田健一氏による、総務とDXを巡る連載。コロナ禍の中、いかに従業員の「健康」を維持・増進し、「幸福」へとつなげられるかが総務主導で生産性を高めるカギだと豊田氏は指摘する。

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「宝の持ち腐れ」は避けたい

 さまざまな情報がデータ化されている中でこれから総務として必要な能力は、単にデータを集めるだけではなく、さまざまなデータを掛け合わせることで、自社に特有な課題、さらには、健康問題の予兆を見つけ出すことである。

 健康管理のデジタルトランスフォーメーションによる生産性の向上もさることながら、今まで見えていなかったものが見えるという点では、健康管理自体の質の向上も実現することができる。繰り返すが、そのためには、総務もデータ分析の能力を高める必要がある。社内の貴重なデータを有効活用できない、宝の持ち腐れ状態だけは避けたいものである。

著者プロフィール・豊田健一(とよだけんいち)

株式会社月刊総務 代表取締役社長 『月刊総務』編集長

早稲田大学政治経済学部卒業。株式会社リクルート、株式会社魚力で総務課長などを経験。現在、日本で唯一の管理部門向け専門誌『月刊総務』を発行している株式会社月刊総務の代表取締役社長、『月刊総務』の編集長。一般社団法人ファシリティ・オフィスサービス・コンソーシアムの副代表理事や、All Aboutの「総務人事、社内コミュニケーション・ガイド」も務める。

著書に、『マンガでやさしくわかる総務の仕事』(日本能率協会マネジメントセンター)『経営を強くする戦略総務』(日本能率協会マネジメントセンター)


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