ニュース
大塚家具の大処分市 ヤマダ電機 旧LABI新宿東口館で開催:既存店の展示品入替え活性化を図る
大塚家具は「展示品・在庫品 大処分市」をヤマダ電機旧LABI新宿東口館で開催する。LABI新宿東口館は、家電製品の販売を始めた大塚家具新宿ショールームとの自社競合解消のため10月4日に閉店した。
大塚家具は、家具・インテリアを対象とした「展示品・在庫品 大処分市」を、10月4日に閉店したヤマダ電機旧LABI新宿東口館で開催する。営業時間は午前10時〜午後8時まで。10月9日から12月末までの開催を予定している。
処分市では閉店・減床した店舗の展示品、商品入替や仕様変更、また販売を終了した在庫品など約6000点を、店頭通常価格より最大70%オフで販売する。同社が実施する店外催事としては最大級の規模となる。旧LABI新宿東口館の1階〜5階までの全5フロアで展開し、11月からは6、7階での展示も開始する予定。
2019年12月にヤマダ電機の子会社となった大塚家具は、両社の商品を互いの売り場で販売するなど「家具と家電のトータル提案」を行い、経営再建を目指している。会場のヤマダ電機旧LABI新宿東口館は、家電製品の販売を開始した大塚家具新宿ショールームとの自社競合を解消するため10月4日に閉店していた。
大塚家具は販売終了品や展示品の集約販売を進め、既存店の展示品入替えの活性化を図り、売上増につなげたい考えだ。
関連記事
- 新業態「#ワークマン女子」桜木町に開店 感度の高い「インスタ世代」を狙う
ワークマンは、女性客をターゲットとした「#ワークマン女子」を開店する。SNSとリアルの一体化を図り、「インスタ映え」するスペースなどを設ける - ワークマン 女性向け店舗の全国展開決定「前評判が非常に高い」 10年間で400店の出店見込む
ワークマンは、新業態「#ワークマン女子」を全国展開すると発表した。作業服や作業用品を扱わない一般客向けの店舗の名称を「#ワークマン女子」に統一し、路面店を中心に10年間で400店舗の出店を見込む。 - カインズ、日用品中心に7200品目を値下げ コロナ禍の景気低迷に対応
ホームセンター大手のカインズは、生活用品などを中心に9月2日から約7200品目の値下げに踏み切る。新型コロナウイルス感染拡大による、経済不安を受けての判断。社内アンケートを行い、同社で扱う全商品の中から貢献度の高い商品を選定したという。継続的な値下げは初。 - 無印良品に秋素材マスク登場 秋冬商材の残布を再利用
良品計画は、10月中旬から秋冬商材の残布を再利用した布マスク3種を発売する。価格はいずれも税込999円。全国の無印良品店舗で販売する。手洗いで約30回繰り返し使うことができる。 - イオングループのコックス、「マスク専門店」オープン コンシェルジュが200種類のマスクを紹介
イオングループのコックスは、ファッションマスク専門店をオープンした。ファッション性や機能性に特化した200種類以上のマスクや、関連商品を取りそろえる。今後は、その場で好きなデザインを選び、オリジナルマスクを作成できるサービスを導入する予定だという。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.