調査リポート
「副業・兼業」を認める企業は5割、理由は「収入の補填」 認可企業が最も多い業種は?:スキルアップ、モチベーション維持も(2/2 ページ)
マイナビが中途採用業務を行う人事担当者を対象にした調査結果をまとめた「働き方、副業・兼業に関するレポート」を発表。社員の副業・兼業を認めている企業は約5割だった。導入の目的は「社員の収入を補填するため」。
副業・兼業を導入した理由は?
副業・兼業を導入した理由は、「社員の収入を補填するため」が43.4%で最多。「社員のモチベーションを上げるため」(37.5%)、「社員にスキルアップしてもらうため」(33.8%)、「優秀な人材を確保するため」(28.0%)、「新たな知見や人脈を獲得するため」(26.1%)という理由も多かった。
また、副業・兼業を認めている企業は、中途採用の内定者に対して「質・量ともに満足」とする回答の割合が、認めていない企業よりも4.7ポイント高い結果となった。マイナビは「求職者の6割以上が『副業可能』の求人に対して応募意欲が上がるという結果も出ており、副業可能な企業には優秀な人材が集まりやすく、結果的に企業の採用満足度も高まると考えられる」と分析している。
調査は8月7日〜11日にインターネットで実施。2020年1〜7月に中途採用業務を担当して募集活動をし、採用費用の管理・運用に携わっている人事担当者1910人が回答した。
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