ニュース
電動キックボードで公道走行 三菱地所ら、丸の内で実証実験:迅速で快適、3密も回避
Luupと、大手町・丸の内・有楽町 地区まちづくり協議会、三菱地所などは10月27日に、千代田区の一部エリアを中心に電動キックボードの公道走行の実証実験を開始。電動キックボードは原動機付き自転車に該当するが、国の新事業特例制度を利用し、車道のほか自転車レーンでの走行も可能となった。
電動キックボード事業などを展開するLuup(東京都渋谷区)と、大手町・丸の内・有楽町地区まちづくり協議会、三菱地所などは、千代田区の一部エリアを中心に電動キックボードで公道を走行する実証実験を10月27日から開始した。
大手町、丸の内、有楽町地区内に専用モビリティポートを複数設置。実験参加者にナンバープレートの付いた電動キックボードを貸し出して公道を走行してもらい、安全性や利便性、社会受容性などを確かめる。
電動キックボードは、米国や欧州では導入・普及が進んでいる一方、日本では原動機付き自転車に該当するため、公道で安全かつ手軽に利用することが難しい状況。今回の実証実験では、国の新事業特例制度を利用し、車道だけではなく自転車レーンでの走行も可能となった。
走行には原動機付き自転車と同様に、運転免許証の携帯やヘルメットの着用が必要となる。期間は10月27日〜2021年3月中旬まで。東京都千代田区の大手町・丸の内・有楽町エリア、神田・御茶ノ水・神保町エリアで行う。
関連記事
- 羽田イノベーションシティーで運行する「自律走行バス」に乗ってみた
東京都大田区の羽田イノベーションシティー(HICity)で9月18日から定常運行を始めた自律走行走行バス。乗り心地はどうなのか、実際に乗ってみた。 - お肌の手入れをするおじさんが増加! 背景にある「女性の社会進出」と「オンライン会議」
インテージの調査によると、男性用化粧品の2019年の市場規模は対15年比で9%増となったという。特に購入率の伸びが多い年代は40〜60代。スキンケアを意識していなかった年代が、基礎化粧品を使用するようになった理由は? - 滑らなくても楽しめる 新潟のスキー場にインドア派向けのエリア開設 新たな観光需要創出へ
石打丸山スキー場は、スキーが苦手な人でも楽しめるスノーガーデンエリアを12月26日に開設する。雪に慣れていない人でもゲレンデや雪山を満喫できる場所を提供し、新たな観光需要を創出する狙い。 - JR東日本 終電時間繰り上げ最大37分 首都圏17路線で実施へ
JR東日本は10月21日、2021年春に予定している終電時間の繰り上げなどについて概要を発表した。在来線17路線で終電時間を繰り上げ、5路線では初電を繰り下げる。 - ソフトバンクと佐川急便が「自動走行ロボット」での配送実験、9月以降に実施
ソフトバンクは佐川急便と共同で、自動走行ロボットを活用した配送サービスの実証実験を行うと発表。実施は9月以降の予定で、東京都港区の竹芝エリアで行う。物流業界の人手不足の解消と、新型コロナウイルス感染防止の観点から、非対面・非接触の配送サービスの実現を目指す。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.