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シャープ、液晶パネルの加工技術を活用したフェースシールド発売:年間3万個の販売目指す
シャープは、反射や曇りを抑えたフェースシールドなど4種類6モデルを発売する。液晶パネル開発で培ったフィルムの加工技術を活用した商品。シリーズ合計で年間3万個の販売を目指す。
シャープは11月9日、光の反射や曇りを抑えたフェースシールドなど、4種類6モデルを発売すると発表した。液晶パネル開発で培ったフィルムの加工技術を活用した。シリーズ合計で年間3万個の販売を目指す。
フィルムの両面に表面反射を抑制する特殊加工を施し、光の映り込みを大幅に低減した。日光や照明の反射で視界を遮られないほか、新開発の特殊なアクリル系樹脂を用いることで、高湿環境下や呼気による曇りを防ぐ効果も期待されるという。
フレーム部分には、眼鏡産業で有名な福井県鯖江産の軽量チタンフレームを採用。また、フィルム表面には傷の付きにくい加工を施した。オプションで交換フィルムも販売するが、1枚を長期間使用できるよう配慮したという。価格はフェースシールドが8980円(税込、以下同)、アイシールドが7480円、マウスシールドが5980円。いずれも自社のECサイトで販売する。
また、ポリカーボネート製フレームを採用したフェースシールド(1980円)も合わせて発売する。さまざまな用途での利用を提案し、企業の受付やサービス業などで高まる需要を取り込む狙い。
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