ニュース
ふくおかFGの「みんなの銀行」が銀行業免許取得 5月にサービス開始予定
ふくおかフィナンシャルグループ(FG)傘下のインターネット専業銀行「みんなの銀行」は12月22日、銀行業の営業免許を取得したと発表した。
ふくおかフィナンシャルグループ(FG)傘下のインターネット専業銀行「みんなの銀行」は12月22日、銀行業の営業免許を取得したと発表した。
2021年1月4日に銀行システムが稼働、同年5月にサービス開始を予定している。
地方銀行を主体としたネット専業銀行は珍しく、同行は「デジタルバンク」を標ぼうする。長引く低金利と地方の少子高齢化によって、各地銀の経営状況は悪化しており、統廃合のほかにも、デジタル対応によって新たな道を切り開く動きが始まっている。
東京を地盤とするきらぼし銀行も、ネット専業銀行の「きらぼしデジタルバンク」の設立を発表しており、システムの一新と合わせて、地銀のデジタル対応の動きが強まっている。
関連記事
- 地銀の再編は“数の減少”にあらず? プライドを捨てて強み生かせるか
地方銀行の“再編”が待ったなしだ。しかし再編とは何か。「再編イコール、数を減らすというイメージがあるのではないか? そこに違和感、問題意識を感じている」。そう話すのは、日本資産運用基盤グループの大原啓一社長だ。 - きらぼし銀行がデジタルバンク設立へ 対面と非対面のハイブリッド目指す
きらぼし銀行は12月7日、DX戦略の一環として2022年1月に「きらぼしデジタルバンク」を開業すると発表した。対面サービスを軸とするきらぼし銀行に対し、デジタルバンクでは非対面サービスを提供し、「対面と非対面サービスの融合を実現する」。 - ふくおかFGが2020年度にネット銀行設立へ 生き残りの一手
ふくおかフィナンシャルグループがネット銀行設立を目指す。全国地銀では初の取り組み。「デジタルネイティブバンク」を標榜し、新しい銀行の形を目指す。 - きらぼしLD証券が開業 対面での投信販売も手数料無料へ
ネット証券では投資信託の販売手数料が無料になって久しいが、ついに対面型の証券会社でも手数料無料化に踏み切るところが現れた。8月17日に開業したきらぼしライフデザイン証券(KLD証券)は、投資信託とファンドラップを主力商品として位置づけながら、手数料を無料とする。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.