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3000人規模の納会をオンラインで DMM.comが考える新しい社内交流アフターコロナ 仕事はこう変わる(3/3 ページ)

DMM.comは、関連会社などを含めた約3000人の従業員を対象とした納会と忘年会をオンラインで開催した。どのようにイベントを運営し、何を意識したのか。当日の様子を取材した。

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オンラインイベントで大事なのは「双方向性」

 3000人を対象としたDMM.comの納会。最終的には業務で参加できなかった人を除く約2400人が視聴。第1部のクイズには約1500人が参加した。「思った以上に参加してくれたと感じている。当初、運営側の意見として『みんなノッてこないのでは』と考えたりもしたが、自主的にSlackを使って第2部の部屋の宣伝をしたり、多くの人がクイズに参加したりしてくれた」(塩谷氏)

 開催後のアンケートでは「コミュニケーションの形が自由だったので新しい形の忘年会としてアリだと思いました」「3カ月前に入社し本社に出社したこともなく、知り合いも少ないのでどんな雰囲気なのか不安だったがおもしろかった」といった肯定的な意見が上がった。

 両氏は、今後もオンラインを活用した社内イベントを実施していきたいと抱負を語る。「オンラインイベントの重要な点として、参加者が双方向性を感じられないと盛り上がらないという点を痛感した。次回以降はその点をさらに意識していきたい」(進藤氏)

 1年の締めくくりとして多くの企業で行われてきた忘年会。コロナ禍で社員同士が交流しにくい今だからこそ、オンラインをうまく活用して、これまでとは異なるコミュニケーションを図るのも大事なのではないか。


おそろいのパーカーを着用した経営陣
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