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新成人のデジタル端末、ノートPCがiPhoneを抜き1位に
マクロミルは2021年の新成人の意識調査を行った。それによると、新成人のデジタル端末の所有率は、「ノートPC」(73.6%)が「iPhone」(66%)を抜き、3年ぶりの1位となった。
マクロミルは2021年の新成人の意識調査を行った。それによると、新成人のデジタル端末の所有率は、「ノートPC」(73.6%)が「iPhone」(66%)を抜き、3年ぶりの1位となった。マクロミルでは「コロナ禍で学生のオンライン授業が増加した影響」と分析している。
SNS利用率では、1位の「LINE」(95.8%)と2位の「Twitter」(78.4%)は調査を開始した2013年から変わらず。一方で、急上昇しているのが3位の「Instagram」(71.6%)と4位の「TikTok」(22.0%)だった。5位の「Facebook」は年々利用率が低下しており、今回1割を割った。
コロナ禍により、将来への不安は増しているようだ。「自分の未来は明ると思う」と回答した新成人は63.2%で、直近8年間で最低。また、「就職に不安を感じている」という回答は80.1%にのぼり、12年以降で最も高くなった。
この調査はマクロミルが08年から継続して行っているもの。21年の新成人500人に対して20年12月11日から16日にかけてインターネット上で調査した。
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