ニュース
三越伊勢丹、そごう・西武が閉店時間を前倒し 1月8日から:緊急事態宣言に対応
三越伊勢丹ホールディングスとそごう・西武は1月8日から、首都圏の店舗で営業時間を短縮する。三越伊勢丹は6店舗、そごう・西武は8店舗で閉店時間を前倒しする。
三越伊勢丹ホールディングスとそごう・西武は1月7日、首都圏の店舗で8日から営業時間を短縮すると発表した。7日にも首都圏で緊急事態宣言の発令が決まり、自治体が午後8時以降の不要不急の外出自粛を求める見通し。それに対応して、閉店時間を前倒しする。
三越伊勢丹ホールディングスでは、伊勢丹新宿本店、三越日本橋本店、三越銀座店、伊勢丹立川店、伊勢丹浦和店、三越恵比寿店の6店舗で営業時間を変更。通常の閉店時間は午後7時半〜8時だが、8日以降、当面の間は全て午後7時となる。
なお、レストランは基本的に午後8時までの営業となるが、一部店舗では8時以前に閉店する場合もあるという。
そごう・西武は、1月8日〜31日の予定で営業時間を変更。西武池袋本店、西武渋谷店、そごう横浜店、西武東戸塚S.C.、そごう千葉店、そごう大宮店、西武所沢S.C.、そごう川口店の8店舗が対象。午後7時半までの営業となる。レストランは午後8時まで(酒類提供は7時まで)。西武池袋本店は現在、午後9時まで営業していることから、閉店が1時間半早まることになる。
関連記事
- インバウンドは「ゼロ」想定… 赤字相次ぐ百貨店大手、“休業2カ月”の穴は埋まるか
百貨店大手の第1四半期決算では、新型コロナ感染拡大に伴う店舗休業の影響が大きく、赤字の計上が相次いだ。営業再開後も消費動向を見通しづらい情勢となっている。2020年度の見通しでは、三越伊勢丹HDなどがインバウンドの売り上げをゼロと想定している。 - ルミネが営業時間を短縮 レストランも午後8時閉店、1月7日から
ルミネは1月7日から、「ルミネ」「ニュウマン」の閉店時間を午後8時に繰り上げる。首都圏で8日から午後8時以降の不要不急の外出の自粛が呼び掛けられることから、感染拡大防止の取り組みに対応する。 - 東京ディズニーランド・シー、閉園時間を繰り上げ 1月8日から
東京ディズニーランドと東京ディズニーシーを運営するオリエンタルランドは、両パークの運営時間を8日から繰り上げると発表した。各自治体からの協力要請を受けての判断。 - ワタミとコロワイド、緊急事態宣言の発令を見据えた対応を発表 一時休業の店舗も
緊急事態宣言が1都3県に発令される見込み。ワタミとコロワイドがそれぞれ対応策を発表した。 - 2020年の「飲食店」倒産、780件で過去最多 居酒屋にコロナ禍の打撃
帝国データバンクは、2020年の飲食店事業者の倒産件数が780件となり、過去最多を更新したと発表。特に居酒屋の倒産が多かった。今後も緊急事態宣言に伴う対応が求められるなど、厳しい事業環境が続く見通しだ。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.