調査リポート
「もう限界?」コロナ禍の飲食業従事者 仕事を辞めて新しいバイト探しをする傾向:マイナビ調査(2/2 ページ)
マイナビは中学生を除く全国の15〜69歳の男女を対象に「非正規雇用に関する求職者・就業者の活動状況調査」を実施した。
コロナ禍 契約社員の新規就業が「難しい」
新たに仕事を探した際に「難しい」と感じた人はどのくらいいるだろうか。尋ねたところ、アルバイトで33.9%(1.1ポイント減)、派遣社員で34.0%(9.3ポイント減)となった。どちらも減少していて、新規就業の難しさは改善傾向となっているようだ。一方で、より正社員に近い契約社員では49.2%で、前回調査より7.5ポイント増加した。新型コロナウイルス収束のめどが立たない今、企業側は契約社員の新規採用には慎重になっているようだ。
調査は1月4〜7日にインターネットで実施。中学生を除く全国の15〜69歳の男女1万9733人を対象にスクリーニングし、11〜12月に「非正規雇用の仕事探しをした」もしくは「新たに非正規雇用の仕事をはじめた」と回答した1628人に対して行った。
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