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首都圏の「借りて住みたい街」「買って住みたい街」ランキング 2020年の結果は?:コロナ禍の影響も(1/2 ページ)
2020年における首都圏の「借りて住みたい街」「買って住みたい街」ランキングをLIFULLが発表した。不動産・住宅情報サイト「LIFULL HOME'S」に掲載された物件の問い合わせ数から算出した。コロナ禍の影響は?
不動産・住宅情報サイト「LIFULL HOME'S」を運営するLIFULL(ライフル、東京都千代田区)は、首都圏における「2021年 LIFULL HOME'S 住みたい街ランキング」を発表した。「LIFULL HOME'S」に掲載された物件の問い合わせ数から、「借りて住みたい街」と「買って住みたい街」のランキングを算出した。
借りて住みたい街には“郊外化”の傾向
首都圏「借りて住みたい街」の1位は本厚木(小田急小田原線)で、2位は大宮(JR京浜東北など)、3位は葛西(東京メトロ東西線)、4位は八王子(JR中央線など)、5位は池袋(JR山手線など)と続いた。本厚木は、居住環境、都心方面へのアクセスの良さ、手頃な相場家賃などが評価された。
前回の調査と比べ、池袋や吉祥寺といった都心・近郊エリアが順位を下げた一方、郊外のエリアが順位を上げた。具体的には、前回7位だった八王子が4位に、14位だった千葉が6位に、16位だった柏が9位に、21位だった船橋が13位に、32位だった川口が17位に、34位だった津田沼が21位に、40位だった平塚が27位にそれぞれランクアップした。
こういった“郊外化”の傾向についてライフルは、コロナ禍による一過性のものなのか、テレワークやオンライン授業の普及による本格的な変化なのか、今後の動向に注目したいとしている。
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