2015年7月27日以前の記事
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テレワークでのコミュニケーション不足を解消 バーチャル空間「oVice」が3月7日まで無償提供

oVice(オヴィス)はバーチャル空間「oVice」の無償提供期間を3月7日まで延長する。仮想オフィスやオンラインイベント、飲み会などでの活用を促す。

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 ネットベンチャーのoVice(オヴィス、東京都港区)は緊急事態宣言の延長に伴い、バーチャル空間「oVice」の無償提供期間を3月7日まで延長する。仮想オフィスやオンラインイベント、飲み会などでの活用を促す。

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バーチャル空間「oVice」の無償提供期間が3月7日まで延長。ビデオ通話機能と画面共有機能を使って3人で会話している様子(以下リリースより)

 oViceはアバターを使いオンライン上で自由に動かし、相手のアバターに近づけると話しかけることができる2次元のバーチャル空間だ。自分と相手のアバターとの距離感で、聞こえる声の大きさが変わり、現実の空間で話しているような感覚を味わえるよう設計している。

 必要に応じ、その場で画面共有やビデオ通話ができるだけでなく、施錠できる会議室機能もあり、特定のメンバーだけの情報共有も可能だ。

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ミーティング風景。画面右で資料を共有しながら、各自のアバターを使って会話

 1月にリクルートキャリアが発表した「新型コロナウイルス禍における働く個人の意識調査」によると、テレワーク実施前にはなかったストレスを感じている人が59.6%と約6割おり、そのうち67.7%がストレスを解消できていないことが分かった。その中で、仕事中に雑談がある人とない人とでは、ない人の割合が14.1ポイント高かった。

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仕事中に雑談がある人とない人とでは、ない人の方がストレスを感じている割合が14.1ポイント高かった(リクルートキャリア「新型コロナウイルス禍における働く個人の意識調査」)

 oViceは1月の緊急事態宣言の発出からこれまでバーチャルオフィスとして約600件、オンラインイベント空間として約100件利用されてきた。企業内でコミュニケーション不足を解消する新たなバーチャル空間の活用に注目が集まっている。

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 oViceは1月の緊急事態宣言の発出からこれまでバーチャルオフィスとして約600件、オンラインイベント空間として約100件利用されてきた

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