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ノートPC出荷好調、前年比2.6倍 1月としては過去最高
JEITA(電子情報技術産業協会)は1月のパーソナルコンピュータ国内出荷実績を発表した。コロナ禍に伴うリモートワークなどを背景に、個人向け、法人向けともに好調。
JEITA(電子情報技術産業協会)は1月のパーソナルコンピュータ国内出荷実績を発表した。コロナ禍に伴うリモートワークなどを背景に、個人向け、法人向けともに好調。出荷台数は138万4000台、出荷金額は825億円となり、2カ月連続で台数、金額とも前年を上回った。
台数は現在の集計になった2007年度以降で、1月としては過去最高。出荷台数では、PCの92.3%を占めるノートPCの伸びが大きく、127万7000台と、前年対比で約2.6倍に拡大した。
4月からの累計では、出荷台数は前年比120.8%、金額については93.8%となっている。出荷金額では、ノートPCは前年を上回る106.8%だが、デスクトップPCでは価格下落が大きく56.5%となっている。
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