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ドンキが「情熱価格」に関しておわび 「いまひとつ面白みに欠ける普通のPBになってしまった」:商品開発手法も刷新(2/2 ページ)
ドン・キホーテがプライベートブランド(PB)「情熱価格」を刷新する。運営会社は「いまひとつ面白みに欠ける普通のPBになってしまった」とおわび文を発表。ロゴを刷新するとともに、商品開発手法を見直していく。
個性を際立たせる商品も
個性を際立たせる商品として「ありえ値ぇ情熱価格『大盛り にんにく入れすぎ激辛ペペロンチーノ にんにく6倍』」や「ありえ値ぇ情熱価格『大盛り 極辛アラビアータ 辛さ15倍』」(いずれも188円)を4月に発売する。
商品パッケージも工夫する。3月下旬に発売する「酢っぱいゼリー アセロラ」と「酢っぱいゼリー シークワーサー」(いずれも99円)には、「酸っぱい物好きな人の声に応えゼリー史上最高レベルに酸っぱいゼリー」という文言を盛り込んだ。顔をしかめた赤ちゃんの写真も掲載しており、インパクトを重視しているのが伝わってくる。
商品開発に顧客の声を取り込む新たな工夫も行う。2月24日から、商品に対するダメ出し募集サイト「ダメ出しの殿堂」を開設。「量が多すぎるから食べきれない」「パッケージから商品がイメージ出来ない」といった要望を気軽に投稿できる仕様としている。同社は「投稿は真摯(しんし)に受け止め、お客さまが本当に求める商品へ改善するなど、新たな商品開発につなげてまいります」と表明している。
PPIHは2030年までに国内事業の売上高を2兆円にする目標を掲げている。PBを強化し、さらなる成長エンジンにすることができるだろうか。
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