資金調達freee、「CAMPFIRE Owners」と「デジタルアセット担保ローン」に対応
freee finance labは、2月26日、中小企業向けの資金調達を支援するオンライン資金調達プラットフォーム「資金調達freee」にて、新たな資金調達手法に対応した。CAMPFIREが提供する法人向け証書貸付「CAMPFIRE Owners」と、Fintertechが提供する「デジタルアセット担保ローン」の2つ。
freee finance lab(東京都品川区)は、2月26日、中小企業向けの資金調達を支援するオンライン資金調達プラットフォーム「資金調達freee」にて、新たな資金調達手法に対応した。CAMPFIRE(東京都渋谷区)が提供する法人向け証書貸付「CAMPFIRE Owners」と、Fintertech(東京都千代田区)が提供する「デジタルアセット担保ローン」の2つ。
資金調達freeeは、中小企業向けに資金調達手段を検索、比較したり、申込み可否を試算して表示したりできるサービス。必要な情報を入力しておくことで、即日利用できるなど、急な資金繰りにも対応する。画面上で、利用可能性を診断するため、金融機関を訪問する負担を軽減できることが特徴。
新たに対応するCAMPFIRE Ownersは、ネット上で複数の投資家から少額ずつ資金を集める融資型クラウドファンディング。申込みはネット上で完結し、最短30日で融資が実行されるなどスピーディーな調達を可能としている。
デジタルアセット担保ローンは、仮想通貨ビットコインを担保とした融資サービス。差し入れるビットコイン価格の50%までを融資する。最短4営業日での融資が可能となっている。
資金調達freeeは、地銀やネット銀行などを中心に、ビジネスローンやカードローンなど、複数の融資サービスに対応している。
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