2015年7月27日以前の記事
検索
ニュース

AI insideの衝撃【前編】売上を250%成長させるSaaSの逆セオリー(7/7 ページ)

手書き書類を人工知能(AI)を用いて高精度にデジタルデータに変換するOCRソフトウェア 「DX Suite」を提供するAI insideは、2021年3月期の業績予想売上高が対直近年度+281%を見込み、3月期決算の国内上場企業で最も高い成長率での着地を見込んでいます。同社がいかにSaaSプロダクトを急成長させたか。また、新たに展開を加速させているAI プラットフォーマー化への展望を前編・後編でお伝えしていきます。

Share
Tweet
LINE
Hatena
-
前のページへ |       

われわれは"SaaS企業"ではない

 ここまではAI insideが、いかにSaaSプロダクトを既存の型にとらわれず成長させてきたかという点に着目してきました。一方で、これだけの成長を遂げながらも、同社は「SaaSは1つの切り口でしかなく、あくまでAIでのプラットフォーマーを目指す」と公言し、新たな取り組みを加速させています。

 次回、「AI insideの衝撃 後編」では、AI insideが目指す「世界一のAIプラットフォーム」による展望を取り上げ、AI insideが真に成長を遂げるAIスタートアップとなるか考察を行っていきます。

記事中のデータについて

本記事を執筆するアナリストが運営する「企業データが使えるノート」では、記事中のARR内のデータなどSaaS企業に関するKPIデータや財務、バリュエーションデータ等を独自の分析を交えnote内で提供しています。

企業データが使えるノート

「アナリストにSaaS企業分析・データ作成をアウトソースできる」をコンセプトに、記事中のARRやARPUといったSaaS KPIデータのダウンロードができるなどの独自コンテンツを配信。

最新情報はTwitterで発信中 企業データが使えるノート @CraftData2


前のページへ |       

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

ページトップに戻る