#ワークマン女子東京初出店 「ジュニアサイズ」や「変身するスーツ」も展開:4月には関西にも出店
ワークマンは3月19日、東京初出店となる「#ワークマン女子」を墨田区の商業施設東京ソラマチにオープンする
ワークマンは3月19日、東京初出店となる「#ワークマン女子」を墨田区の商業施設「東京ソラマチ」にオープンする。若い女性の認知向上を目指し東京ガールズコレクションへの参加も果たした同社。作業服を置かない店舗として既存店と差別化し、今後出店を加速させる。
#ワークマン女子は、20年10月に横浜市に開店したコンセプトストアで、作業服は置かずに一般客向け、特に女性用商品を前面に押し出している。新しくオープンする「#ワークマン女子東京ソラマチ店」も入り口付近の場所に女性向け商品を並べ、女性が買いやすい店舗を意識したという。
店舗は、東武スカイツリーラインのとうきょうスカイツリー駅東口の正面に位置する。東京ソラマチへのアクセスは、同駅のほかに押上駅もある。とうきょうスカイツリー駅の目の前に店舗を構えた理由について広報担当者は「とうきょうスカイツリー駅の近くには近隣住民も利用する施設がある。観光客や東京ソラマチを訪れた人だけではなく、地域住民も利用しやすいように配慮した」と説明する。
店舗の正面入り口には女性向け商品を並べているが、レジ方向に沿ってジュニアサイズや男性向け商品、アウトドア用品など配置した。これは、家族の服も一緒に購入する女性やファミリー層を意識したという。店内には家族で一緒のコーディネートを楽しめるよう、パネルなどを使って服の着こなし方なども提案している。
ワークマンは、同店舗が東京ソラマチの1階にあるという好条件を理由に、初年度は6億円の売り上げを目指すとしている。オープンから当面の間は入場整理券を配布し、店内の入場を制限する。
また、4月2日に大阪市の「なんばCITY」に関西1号店、16日には川崎駅前「ルフロン」、5月中旬に千住大橋駅前の「ポンテポルタ千住」で#ワークマン女子の出店を予定している。今後も大都市のターミナル駅や、地方の中核都市での展開を加速し、10年間で400店の新規出店を「努力目標」と設定する。
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