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紳士服のAOKIホールディングス、最終赤字123億円に 入学式や入社式の自粛が響く
AOKIホールディングスが2021年3月期通期の連結業績予想を下方修正すると発表した。
紳士服大手のAOKIホールディングス(HD)は3月19日、2021年3月期通期の連結業績予想を下方修正すると発表した。売上高は1420億円(前回予想1513億円)、営業損失は75億円(同20億円)、純損失は123億円(同53億5000万円)になる見通し。
第3四半期の累計期間の業績は、成人式の中止や縮小があったもののおおむね予想通り推移していたという。しかし、感染拡大が続き、緊急事態宣言の再発出や延長、外出自粛要請などで想定以上の影響を受ける見通しとなった。
同社が20年9月に発表した当初の業績予想は、経済活動が徐々に回復し、入学式や入社式などのイベントが行われることを前提としていた。しかし引き続き経済活動が制限されたことで、予想以上の影響を受ける結果となった。
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