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ファミマ、無人決済の店舗をオープン 天井で“密”になっているカメラの役割とは:非接触の買い物(2/2 ページ)
ファミリーマートは無人決済の店舗をオープンした。店にあるカメラとセンサーで、お客が手に取った商品をリアルタイムで確認する。入店してから店を出るまで、店員と接触することはない。
アルコール購入時の本人確認は?
アルコールを購入しているので、年齢確認の作業が必要になる。ディスプレイに「確認中」という表示が出てきて、記者は10秒ほど待機した。担当者によると、成人かどうかをスタッフが遠隔で確認しているという。その後、決済方法を選択(交通系電子マネー、クレジットカード、現金のいずれか)。お金を支払うと、出口にある簡易的なゲートが開く仕組みになっている。
レジ台にはビニール袋、箸、フォークなどが設置してあるので、必要に応じてお客が持っていく(レジ袋は有料)。ファミペイアプリ、Tポイント、dポイント、楽天ポイントは利用できない。各種キャンペーンの引換券や割引券も使えない。提供するサービスはかなり絞り込んでいる。
入店してから店を出るまで、店員と接触することはない。たまに、商品を補充するために店員がバックヤードから出てくる程度だ。店内には、コーヒーマシン、ATM、電子レンジも設置してあった。
同店舗には、無人決済店舗を手掛ける「TOUCH TO GO」(東京都港区)が開発したシステムが導入されている。この店舗をオープンしたのは、短時間で買い物ができる利便性を提供し、省人化による店舗オペレーションの低減を実現するためだ。また、ファミマは、お客とスタッフが接することなく、非対面で決済する仕組みを推進していくとしている。
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