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楽天銀行、LGBT向け住宅ローンで三好不動産と提携
楽天銀行は4月2日、福岡県を中心に不動産事業を展開する三好不動産と提携し、LGBT向けに「楽天銀行LGBT住宅ローン」の提供を開始した。
楽天銀行は4月2日、福岡県を中心に不動産事業を展開する三好不動産と提携し、LGBT向けに「楽天銀行LGBT住宅ローン」の提供を開始した。
LGBTはレズビアン、ゲイ、バイセクシャル、トランスジェンダーの略語。楽天銀行は2017年10月から、国内銀行で初めて、LGBTのパートナーシップを公認するパートナーシップ証明書などの公的書類なしで申し込める「LGBT住宅ローン」を提供している。法的な婚姻関係のないLGBTのカップルが、同居するための資金を連帯して借りたいというニーズに応えた。
三好不動産は、これまで外国人や高齢者、DVで苦しんでいる方、災害時の住宅提供などのニーズにいち早く対応してきた。LGBTに対しても、16年から賃貸住宅の斡旋を開始。このたびLGBTの不動産購入ニーズに応えた。
楽天銀行のLGBT住宅ローンは、これまで「スーモカウンター新築マンション」だけで取り扱っていた。通常の「楽天銀行住宅ローン(金利選択型)」と同様の審査を行う。
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