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「焼売ブーム」到来!? かつや、大阪王将、味の素が熱烈に注目:長浜淳之介のトレンドアンテナ(5/7 ページ)
焼売に注目する企業が増えている。かつや、大阪王将、味の素が相次いで個性的な商品を投入。コロナで苦しんでいる居酒屋を救う可能性もある。
冷凍食品の焼売を大阪王将が
イートアンドフーズでは、中華専門店「大阪王将」が届ける冷凍食品シリーズとして、21年2月末から「たれつき焼売」を発売。冷凍食品で初のたれ付きが特徴。からしも付いている。同社の調査では、冷凍焼売を食べる時にたれなどを付ける人が6割、からしを付ける人が4割となっていた。
同商品は国産の豚肉と鶏肉を使用した大粒の肉焼売で、たけのこのシャキシャキ感がアクセント。同社が冷凍食品で推進する、香料・甘味料・着色料・保存料・化学調味料を使わない「5つのフリー」を実現している。
イートアンドフーズでは、焼売のアレンジレシピをWebサイトで公開。焼売と長ねぎを串に刺してフライパンで焼くだけの「居酒屋風 焼売ねぎま」、パンで焼売とレタス・トマト・チーズなどを挟んだ「肉焼売のミニサンド(ミニハンバーガー)」などを紹介している。
このように、冷凍食品各社では積極的に焼売の新商品を発売し、顧客開拓に熱心。一部で競合商品も出てきて、ブルーオーシャンが少し赤みを帯びてきた感がある。
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