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PayPayのボーナス運用、開始から1年で利用者300万突破
PayPay証券は4月12日、PayPay内のミニアプリとして提供している「ボーナス運用」のユーザー数が300万人を突破したと発表した。
PayPay証券は4月12日、PayPay内のミニアプリとして提供している「ボーナス運用」のユーザー数が300万人を突破したと発表した。「ボーナス運用」はコード決済サービスPayPayの「PayPayボーナス」を使い、投資の疑似運用ができるサービス。サービスを開始した2020年4月15日から1年間で300万を突破した。
ボーナス運用は、企業発行のポイントを、選択した投資信託の値動きに連動させて増減させるサービス。連動先として、米S&P500株価指数連動ETFとS&P500株価指数値動きの3倍変動するETFの2種類を用意している。
20年6月には、ボーナス運用を始める先着100万人に、100円相等のポイントを付与。付与されたPayPayボーナスを自動的にボーナス運用に追加する設定も用意し、利用者を伸ばした。ボーナス運用はPayPay証券が提供するサービスだが、利用には証券口座の開設は不要。
企業発行のポイントを使った疑似運用サービスは、楽天、ドコモ、KDDIなども提供しており、それぞれ利用者が増加している。ネット証券最大手のSBI証券は口座数600万、楽天証券は500万となっており、急伸長するスマホ証券であるSBIネオモバイル証券も2年弱で50万、LINE証券も1年半で50万口座。ポイントを使った疑似投資サービスの伸びの力強さが分かる。
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