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有名ブランドの服を“激安”で売る「オフプライスストア」が増殖中 背景にバーバリーの焼却事件:長浜淳之介のトレンドアンテナ(1/6 ページ)
売れ残った有名ブランドの洋服や靴を激安で販売する「オフプライスストア」が増えている。大手アパレルのワールドやゲオグループなどが参戦。単に安く売るのではなく、ある特徴を備えているという。
売れ残った有名ファッションブランドの洋服や靴を買い取って、最低でも希望小売価格の30%オフで販売する「オフプライスストア」が増殖している。毎日、新品をセール価格で提供しており、中には50%オフ、90%オフもの超激安価格の商品すら存在する。
2019年頃から、次々と新しいチェーンが誕生。大手アパレルのワールドとアパレルの在庫管理にノウハウを持つゴードン・ブラザーズ・ジャパン(東京都千代田区)が共同で出資した「アンドブリッジ」、リユースショップの「セカンドストリート」がヒットしているゲオホールディングスが開発した「ラック・ラック クリアランス マーケット」、オンワードホールディングスの「オンワード・グリーン・ストア」などが立ち上がった。
1年前から、小田急百貨店や東武百貨店などに、期間限定のイベントスペースにて、 オフプライスストアがしばしば出店している。
よく似たコンセプトの業態に「アウトレット」がある。アウトレットが1つのブランドの商品をオフプライスで販売するのに対して、オフプライスストアは複数のブランドの商品を独自の視点で集めたセレクトショップ的な業態となっている点が異なる。
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