日本コカ・コーラは、水やお湯に溶かすだけで本格的な味わいを楽しめる新ジャンルのフリーズドライ飲料「1,2,CUBE 緑茶」と「1,2,CUBE 麦茶」を5月19日に、「1,2,CUBE 珈琲」を6月28日に、Amazon.co.jpで数量限定で販売する。
新しい生活様式で自宅時間が増加したことによって高まった、手軽に楽しめるインスタント飲料のニーズに応えるのが狙い。
特長は、茶葉や珈琲豆から抽出したエキスを濃縮・凍結させる「濃縮フリーズ製法」。強い加熱処理をしないことで素材本来の香りや味が残り、多孔質(ミクロの穴が無数に存在する)構造のため、水にも簡単に溶ける。
パッケージは基材に紙を使用したパウチタイプで、個包装しておらず家庭ごみを減らすことが可能。緑茶・麦茶は200〜400ミリリットル、珈琲は130ミリリットルの水またはお湯に入れて軽くかき混ぜれば完成する。各15粒入りで、メーカー希望小売価格(税別)は600円。
同社の調査によると、「コロナ以降、おいしいお茶/紅茶/コーヒーを自宅で飲用したいと思っている」と答えた人は67.2%。「手いれをおいしいと思っている人」は82.2%に上るが、一方で「手いれをすることが面倒」(67.2%)、「道具を洗うのが面倒」(72.7%)という回答も多かった。
環境意識の高まりや経済性などからマイボトルの普及も進んでおり、50.8%の人は「週1回以上マイボトルを使用している」と答えている(日本コカ・コーラ調べ/2020年12月/20〜40代の男女 567人)。こうした社会背景や消費者の声が、今回の新製品の開発につながった。
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