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コロナ禍なのに、コンビニの「高級おにぎり」が売れ続けた理由変化する需要(4/4 ページ)

コロナ禍でコンビニ大手のおにぎり全体の売り上げは苦戦した。一方で、「高級おにぎり」カテゴリーは好調だ。その理由とは?

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ローソンは“非接触”のおにぎりを投入

 おにぎり全般の売り上げが落ち込んだのは、コロナ禍による客数減の影響が大きい。ただ、ローソンでは手巻きおにぎりが他のおにぎりより動きが鈍かった要因として「手で巻きたくない(衛生面)などの心理的な影響があったからだとも考えられる」(広報担当者)と分析。新しいアプローチのおにぎりを投入している。


「スティックおにぎり だし香るひれかつ」と「スティックおにぎり チキン南蛮」(いずれも180円)(出所:セブン‐イレブン公式Webサイト)

 同社は3月30日、「スティックおにぎり だし香るひれかつ」と「スティックおにぎり チキン南蛮」(いずれも180円)の2品を発売した。この商品は、フィルムをはがしながら食べ進めることが可能で、直接手を触れずに済むのが特徴だ。また、リモートワークが普及する中、「ながら食い」が増えたことにも着目。忙しい時でも手軽に食べられるようにしている。

 コロナ禍で消費者の行動が大きく変わる中、コンビニ大手各社は、新しい“おにぎり戦略”を打ち出している。


ローソンの「金しゃりおにぎり」シリーズ

ファミマの「ごちむすび」シリーズ

セブンの「こだわりおむすび」シリーズ
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