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「クラウドサイン」累計契約送信件数500万件突破、13カ月で2.5倍増に
弁護士ドットコム(東京都港区)は、提供するクラウド契約サービス「クラウドサイン」の累計契約送信件数が、2021年5月に500万件を突破したと発表した。20年3月に到達した200万件から13カ月で2.5倍増となった。
弁護士ドットコム(東京都港区)は、提供するクラウド契約サービス「クラウドサイン」の累計契約送信件数が、2021年5月に500万件を突破したと発表した。20年3月に到達した200万件から13カ月で2.5倍増となった。
働き方改革の推進やリモートワークの普及により契約業務の電子化が加速した為、広く利用されるようになった。また、行政機関においても21年2月に地方自治法施行規則の改正により電子署名の規制緩和がされたことも要因の一つにあげられる。
また同社では、国との契約書、請書、その他これに準ずる書面、検査調書、見積書などにおいても問題なく適法に利用できる旨の回答書を、総務省・法務省・経済産業省・財務省の各大臣より受領している。これにより、クラウドサインは地方自治体での運用も開始されている。
クラウドサインは紙と印鑑をクラウドに置き換え、契約作業をPCだけで完結させるサービス。契約締結のスピード化、コスト削減、コンプライアンスの強化が見込まれるとしている。
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