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工場で「生産額を下げずに出勤率削減」できるのか? ヤマデンが語る「負けないため」の制度変革:テレワーク・オールウェイズ2021
工場を持つ製造業者の、テレワークや出勤率の削減は難しい。しかし、東京・八王子に本社のあるヤマデンでは、全社で出勤率を、最小37.5%にまで削減した。一方、売り上げは減少していない。どのような施策を取り組んだのか。
新型コロナウイルスの感染拡大が長引いている。そんな中、工場を持つ製造業では、テレワークに苦戦するケースが多い。部門によって不公平感が出るため、一度挑戦したが諦めた企業や、そもそもテレワークのできるようなデジタル化を進めていないという企業も少なくないのではないか。
東京・八王子に本社のあるヤマデンは、プラスチックや金属の切削加工、プラスチック射出成形、電子機器のOEM設計などで事業展開をしている、まさにド直球の製造業事業者だが、それらの課題をクリアしている。社内ではデジタル化が進み、コロナ禍での出勤率は、工場を含めた全社で最小37.5%にまで削減、平均出勤率を半分に減らせたという。
4月27日に開催したオンラインシンポジウム「テレワーク・オールウェイズ2021」内「テレワークの課題に挑戦する企業」で、同社取締役、朝比奈勇一氏がこれまでの取り組みを紹介した。
「ライバルに負けないため」、何をした?
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