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京阪、5000系の引退時期を延期 座席が天井から降りる「5扉車」:13000系の導入完了時期も変更
京阪電気鉄道は、京阪本線・中之島線を走行する5000系車両の運転終了時期を9月頃に延期すると発表した。
京阪電気鉄道は、京阪本線・中之島線を走行する5000系車両の運転終了時期を9月頃に延期すると発表した。
1両の片側に5つの扉を備えている5000系は、ラッシュ時の混雑緩和、特に乗降時間の短縮を目的として1970年12月に運転を開始。高度経済成長期の通勤ラッシュに対応してきたものの、ダイヤ変更に伴って5扉での運用を1月29日で終了していた。
6月中には5000系の運用を終了するとしていたが、列車運用の見直しにより9月頃に延期。13000系(5次車)の導入完了時期も同時期に変更となるという。
新型コロナウイルス感染拡大により中止していた引退記念イベント「5000系ありがとう寝屋川車庫洗車体験会」は、状況を見つつ実施可否を検討するとしている。
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