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LINE証券、IPOサービス開始 野村證券と協業
LINE証券は6月1日、新たにIPO(新規上場株)サービスを開始した。野村證券と協業し、今後順次IPO銘柄の取扱いを予定している。
LINE証券は6月1日、新たにIPO(新規上場株)サービスを開始した。野村證券と協業し、今後順次IPO銘柄の取扱いを予定している。
LINE証券では現物取引の買付手数料を無料としており、IPO抽選の申し込みも、購入も手数料は無料となる。また、新たに取り扱うIPO銘柄の情報や申込開始のお知らせ、当選結果などはLINEの公式アカウントでタイムリーに知らせる。
IPO(新規上場株)とは、未上場企業が新規に株式を証券取引所に上場し、投資家に株式を取得させることをいう。通常の株式上場では、新たに株式が公募されたり上場前に株主が保有している株式が売り出される。これら株式を、証券会社を通じて投資家へ配分することをIPOという。
同社の調べによると、2020年に上場した銘柄のうち、始値が公募価格を上回った銘柄は全体の75%。さらに始値は公募価格の2.3倍(2020年に上場した全銘柄の平均)と、高水準で取引が開始されている。そのため、IPO投資は大きな値上がりを期待する投資初心者から投資経験者まで幅広い層から人気を集めている。
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