Z世代が普段利用するSNS 「Instagram」や「Twitter」を抑え1位になったのは?:調査で判明(1/2 ページ)
ネオマーケティングが、全国の15〜41歳の男女995人を対象とした「Z世代・ミレニアル世代のリアル」調査を実施した。
リサーチ会社のネオマーケティング(東京都渋谷区)は、全国の15〜41歳の男女995人を対象とした「Z世代・ミレニアル世代のリアル」調査を実施した。普段利用するSNSを尋ねたところ、YouTubeとLINEがいずれの世代も上位を占める結果となった。
調査では、1996〜2015年生まれを「Z世代」、1980〜95年生まれを「ミレニアル世代」と定義した。
普段どのSNSを利用しているか尋ねたところ、いずれの世代も男性の1位が「YouTube」(Z世代:71.8%、ミレニアル世代:64.4%)だった。次いで「LINE」(同:70.6%、同:63.2%)、「Twitter」(同:66.5%、同:50.8%)と続いた。
また、女性の1位は「LINE」(Z世代:82.0%、ミレニアル世代:80.0%)。次いで「YouTube」(同:74.8%、同:55.2%)、「Twitter」(同:74.0%、同:52.8%)だった。
1〜4位を占める「LINE」「YouTube」「Twitter」「Instagram」の順位に世代差はなかった。しかし、女性は世代によって「YouTube」と「Twitter」の利用割合に大きな差があった。「YouTube」はZ世代が74.8%であるのに対し、ミレニアル世代は19.6ポイント低い55.2%だった。「Twitter」はZ世代が74.0%であるのに対し、ミレニアル世代は21.2ポイント低い52.8%という結果になった。
商品購入時の選定材料としての重要度
商品購入時、企業やブランドの「ネームバリュー」「社会問題に対する取り組みをしていること」が選定材料として重要だと感じているか尋ねた。その結果「ネームバリュー」について「重要」「やや重要」と回答した割合は、Z世代・ミレニアル世代いずれも約半数(Z世代:53.9%、ミレニアル世代:48.8%)だった。
「社会問題に対する取り組み」は、両世代同じく46.6%が「重要」「やや重要」と回答した。今回の調査では両者の価値に大きな差はみられなかったため、商品購入時において「Z世代はネームバリューを気にしない」「Z世代の方がより企業の社会問題への取り組みを重要視する」といった傾向はないようだ。
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