調査リポート
和歌山県の住みここちランキング 昨年3位の街がトップに:フルーツと世界遺産のまち(1/2 ページ)
大東建託は、和歌山県に住む成人男女が対象の居住満足度調査を行いその結果を発表した。
大東建託は、和歌山県に住む成人男女が対象の居住満足度調査を行い、その結果を発表した。それによると、「住みここちランキング」1位は、昨年3位の「かつらぎ町」だった。
自治体担当者はかつらぎ町について、「道路整備が進み、大阪都市圏へのアクセスも1時間半程度となった。自然の豊かさと人の親しみやすさが感じられるほど良い田舎暮らしが魅力」とコメント。居住者からは「自然を感じられる。生活必需品などを買うスーパーやドラッグストアが複数あり便利。大阪や奈良へのアクセスも良い」(33歳女性)、「医療機関が充実している。商業施設も充実している」(66歳男性)といった声が寄せられた。
2位は昨年1位だった「岩出市」がランクイン。市内から和歌山市や大阪府、奈良県へのアクセスも良好で、広域幹線道路の整備により利便性も向上した。また、公共下水道を使用できる地域も年々拡大、2021年4月に市制施行15周年を迎えた。
居住者からは「田舎すぎず都会すぎずでとても住みやすい。コロナ禍で行けないが、大阪府にも行きやすく買い物などしやすい」(29歳女性)という声があった。
3位は昨年2位の「和歌山市」だった。都市機能がそろう都会と、海・山・川などの自然の豊かさが融合したまちで、 関西国際空港まで約40分、大阪中心部まで約1時間と国内外へのアクセスも良好。居住者は「生活圏内に市役所や銀行、郵便局の本庁があるので便利。お城もあり行楽シーズンは遠くに行かずとも散歩ついでにふらっと出かけることができる」(36歳女性)とコメントした。
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