仕事を探している人の4割が「新型コロナの影響」 選ぶ条件に変化は?:仕事で不快なことは「マスク・消毒をしない」(1/2 ページ)
総合求人サイト「イーアイデム」を運営するアイデム(東京都新宿区)が会員を対象に「仕事探しに関するアンケート調査」を実施した。
新型コロナウイルスの影響で仕事を探している人は43.5%――。そんな結果が、総合求人サイト「イーアイデム」を運営するアイデム(東京都新宿区)が実施した調査で明らかになった。前年同月の調査から9.6ポイント減少しているものの、依然として4割以上が新型コロナの影響で仕事探しをしている。
希望雇用形態別に影響の有無をみると、「パートまたはアルバイト」では約4割となった。「その他」の回答者は希望雇用形態理由が「こだわらない」「何でもいい」を挙げる人が多く、どのような形であっても働くことを希望しているようだ。
新型コロナウイルス感染拡大の前後で、仕事を選ぶ条件などが変わったかを尋ねた。その結果、全体では「何らかの条件を変更した」が36.8%だったのに対し、「条件・待遇は特に変えていない」が63.2%だった。コロナ禍においても仕事探しの軸を変えない人が多いようだ。
「何らかの条件を変更した」人の内訳は、「活動量を変えた」が13.7%で最多となった。次いで「希望する仕事内容・職種を変えた」(11.6%)、「勤務環境の条件を変えた」(10.3%)と続いた。
「条件・待遇は特に変えていない」について、仕事探しをしている理由に新型コロナの影響がある人とない人を比較した。「新型コロナの影響があった」と回答した人は、「条件・待遇は特に変えていない」割合が43.4%で、「影響なし」(78.5%)より35.1ポイント低くなっており、半数以上が、注目する条件・待遇を見直したと回答した。
回答した人からは、「副業OKのアルバイトやパートを探すようになった」(パートまたはアルバイト/女性/40代)、「ダブルワーク可能な形態を希望しています」(派遣社員/女性/50代)、「正社員だけじゃなく、正社員登用ありに広げて検討しています」(その他:こだわらない/男性/50代)、「求人が少ない上に仕事を探している人が多いので、先に進めなくて希望の時給を下げています」(派遣社員/女性/50代)といった声が挙がった。
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