転職活動がバレて困ったこと 3位「詮索された」、2位「慰留された」、1位は?:バレた理由は?(1/2 ページ)
ビズヒッツが、転職活動がバレた経験のある男女257人を対象に「転職活動に関する意識調査」を実施した。
求人情報サイトを運営するビズヒッツ(三重県鈴鹿市)が、転職活動がバレた経験のある男女257人を対象に「転職活動に関する意識調査」を実施した。その結果、活動がバレた理由の1位は「活動中の姿を見られた」であることが分かった。
調査ではまず、いつ転職活動を行っていたか尋ねた。その結果、もともと決まっている休み「公休日」を利用して活動していた人が41.2%で最多となった。次いで「有給休暇」(35.8%)、「退勤後」(24.5%)と続いた。
具体的には「終業後や土日中心に活動して、どうしても必要な時のみ有給を取得した」「企業研究は退勤後、面接は有給休暇で」という回答もあった。また、終日の有給休暇ではなく「午前休」「午後休」「時間休」を利用したという回答も多く寄せられた。
転職活動がバレた理由1位は「転職活動中の姿を見られた」(65人)だった。回答した人からは、「休みの日にビジネス街をスーツ姿で歩いているのを、同じ会社の社員に見られました」(男性、24歳で転職)、「ハローワークに出向いた際に、会社の求人を出しに来た人事担当者に出会ってしまった」(男性、30歳で転職)、「休憩時にスマホで求人検索しているのを見られた」(女性、51歳で転職)といった声があった。
2位以下は「一部の人に打ち明けたら広まった」(38人)、「休みが多くなった」(36人)、「自分から話してしまった」(16人)と続いた。
「一部の人に打ち明けたら広まった」と答えた人からは、「有給休暇中、カバーしてくれていた同僚が上司に話してしまった」(女性、27歳で転職)、「相談していた相手がもらしてしまった」(男性、30歳で転職)、「職場の同僚に『ここだけの話』として話したところもらされました」(男性、48歳で転職)などの声が寄せられた。
転職活動している姿や関連書類を見られたり、転職活動に伴う行動の変化によって悟られたりした人が多いようだ。
8位以下には「転職先と転職元の人が知り合いだった」(7人)、「同業種への転職だったので、業界内でうわさが広まった」(5人)など、現在の勤務先と転職先との関係でばれたという回答もあった。
関連記事
- アパレル業界の転職理由 前年より増加した「会社都合」より多い理由は?
パーソルキャリアが運営するアパレル・ファッション業界専門の転職支援サービス「クリーデンス」が、アパレル・ファッション業界の「転職理由ランキング」を発表した。 - 転職で役立った資格 3位「TOEIC」、2位「運転免許」、1位は?
ビズヒッツがビジネスパーソン500人を対象に「転職で役立った資格に関する意識調査」を実施した。 - 新卒社員が入社後に抱くギャップ 「人間関係」や「社風」を抑え1位となったのは?
新卒社員の多くが、入社後に仕事内容や配属についてギャップを感じている――。就職・転職のための口コミサイト「OpenWork」を運営するオープンワークの調査で明らかになった。 - バブルの名残 温泉街の「大型施設」が廃墟化 鬼怒川と草津の違いと「大江戸温泉物語」の戦略
コロナ禍がもたらす温泉街への影響は甚大だが、「温泉の魅力」として考えさせられるのが“街づくり”という点だ。筆者は「施設そのもので集客できる強い宿は例外的で、温泉地の魅力自体が集客を左右する」と指摘する。 - 東大生と京大生が「ここで働きたい」と思う企業ランキング 1位はいずれも……
オープンワーク(東京都渋谷区)が「就活生が選ぶ、就職注目企業ランキング」を発表した。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.