在宅ワーク時の昼食、9割近くが「自炊」 理由は?:準備時間は10分未満
アクアクララが在宅ワークを行うビジネスパーソンを対象に「在宅ワーク時の昼食に関する実態調査」を行った。
家庭向けウォーターサーバーを扱うアクアクララ(東京都港区)は、在宅ワークを行うビジネスパーソンを対象に「在宅ワーク時の昼食に関する実態調査」を行った。その結果、在宅ワーク時の昼食準備は約3人に1人が10分未満しかかけていないことが分かった。
在宅ワーク時の昼食で最も多いのは「自炊」(88.7%)で、性別や年代を問わず約9割が自炊をしていた。次いで、「レトルトやカップ麺で済ます」(66.2%)、「テークアウトをする」(58.9%)だった。
自炊をする理由は、1位が「食費の節約」(61.9%)で、2位の「栄養バランスを考えた食事」(59.9%)とほぼ同程度、3位は「その時食べたいものを作って食べたい」(55.3%)だった。年代が若いほど「食費の節約」志向が強く、「栄養バランス」は30〜40代の意識の高さがうかがえた。
在宅ワーク時の昼食で重要視することを尋ねた。その結果、1位は「準備に時間をかけない」(65.2%)、次いで「栄養バランスを考える」(51.0%)だった。昼食準備にかける時間は、「5分未満」が7.2%、「5分〜10分未満」が25.1%で、およそ3人に1人が10分未満で準備を済ませていることが分かった。
昼食準備に時間をかけないための工夫を聞いたところ、1位は「作り置き」(22.3%)だった。次いで「簡単なレシピの情報収集」(19.2%)、「冷凍食品の利用」(18.0%)とさまざまな工夫をしていた。
アフターコロナでもテレワークやリモートワークの継続を検討している企業は多い。ザイマックス不動産総合研究所の調査では、調査対象の企業の28.5%が、オフィスの縮小を考えていることが明らかになった。米国では希望者の勤務時間の半分をテレワークに切り替えることができれば、企業は年間6890億ドルを節約できるという試算もある。自宅で昼食をとる生活様式に合わせた新たなサービスの発展が期待される。
今回の調査は、現在、在宅ワークをしておりかつ家庭用ウォーターサーバーを利用している20〜60代の男女を対象にインターネット上で行った。調査期間は21年5月25〜26日、有効回答数は557人(男性344人、女性213人)。
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