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クオール薬局、無印良品との協業店舗を21年夏にオープン:毎日の通いの場を提供
クオール薬局は、良品計画が展開する「無印良品」と連携した新しい店舗を2021年夏にオープンすると発表した。
クオール薬局などの保険薬局を運営するクオールホールディングス(東京都港区)は6月28日、良品計画が展開する「無印良品」とクオール薬局が連携した新しい店舗を2021年夏にオープンすると発表した。
無印良品とクオール薬局が連携した店舗は、新潟県内にオープンする予定。処方せんを持っていない人でも気軽に健康に関する相談ができるよう、ヘルスチェック測定機器の設置や定期的な健康イベントを開催する。地域住民の「毎日の通いの場」(同社)を提供するとしている。
同社ではこれまでも、コンビニエンスストアや家電量販店などと連携し店舗展開を進めてきた。例えば、ローソンとは、コンビニの利便性と薬局の専門性を融合させた店舗を共同開発している。また11年8月には、家電量販店のビックカメラ有楽町店に「クオール薬局ビックカメラ有楽町店」を開設。「街ナカ」「駅チカ」「駅ナカ」といった利便性の高い立地に積極的に展開し、利用者層の拡大を進めている。
新型コロナウイルス感染拡大による患者の医療機関への受診控えや、医療機関の外来診療の抑制による受付回数の減少などが影響し、調剤薬局業界は厳しい状況が続いている。同社が5月14日に発表した21年3月期の連結決算は、売上高が前期比2.2%減の1618億円、営業利益が同4.8%減の73億円、純利益は同17.3%減の33億円だった。
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