JR東、高級シェアオフィス開業 東京駅構内で7月1日から:応接室利用者に「人気駅弁」提供
コロナ禍でシェアオフィスが増えている。テレワークやワーケーションなど働き方の自由度が高まったためだ。JR東日本は、東京駅構内に高級シェアオフィスを開業する。内装を見ていこう。
JR東日本は、東京駅構内に高級シェアオフィス「STATION DESK 東京 premium」を7月1日に開業する。
「STATION DESK 東京 premium」は、JR東がテレワーク需要を見込み開発した、駅の個室ブース「STATION BOOTH」やコワーキングスペース「STAION DESK」の上質版となる。
場所は、東京駅八重洲中央口から徒歩1分。8席のプレミアムシートと2室の応接室を用意している。時間課金制で作業スペースとしてだけでなく、会議や商談の利用も見込む。電源とWi-Fiも完備してある。
STATION WORK個人、法人会員が10〜18時まで利用可能。利用料金は、それぞれ15分単位で、プレミアムシート席が550円、応接室利用は2200円となっている。2022年3月31日までは、キャンペーン価格として、プレミアムシート席330円、応接室1320円で提供する。
また、利用者全員にウェルカムドリンクを振る舞うだけでなく、9月30日までのキャンペーン期間中は、応接室利用者に東日本エリアの人気駅弁を追加料金なしで提供する。
貸会議室サイトやレンタルオフィス検索サイトを運営するアスノシステム(東京都港区)の調査によると、「コワーキング」や「シェアオフィス」などの単語の検索回数が、コロナ拡大前の19年と比較して、20年1月時点で5.8倍、8月には11.3倍に増加していることが分かった。
テレワークやワーケーションなど、働き方の自由度が高まったことから、シェアオフィスの需要は今後も伸びていくだろう。
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