沖縄県の住みここちランキング2021 「那覇市」や「浦添市」を抑え1位になったのは?:観光客にも人気のエリア(1/2 ページ)
大東建託は、沖縄県に住む成人男女が対象の居住満足度調査を行い、その結果を発表した。
大東建託は、沖縄県に住む成人男女が対象の居住満足度調査を行い、その結果を発表した。それによると「住みここちランキング」1位は、3年連続で北谷(ちゃたん)町だった。
沖縄本島中部に位置する北谷町は、返還された広大な米軍基地跡地に開発された「美浜タウンリゾート・アメリカンビレッジ」があり、若者が多く訪れるエリアだ。そのほかにも大規模商業施設や娯楽施設、ホテルなどが多数あり、観光客にも人気の場所となっている。
北谷町の居住者からは、「高台にあるので、津波や大雨などの被害による心配がない点。近くに商業施設があり便利な点。近くに小中高校があり、中学生までは医療料が無料などの制度があるため子育てもしやすい」(女性・49歳・既婚・専業主婦)、「町も海もきれい。いろいろな施設があり、活気がある。周りの人からこの町に住んでいることをうらやましがられる」(女性・59歳・既婚・事務職)といった声があった。
2位は県中部の東海岸に位置する中城(なかぐすく)村だった。同村の人口増加率は約10%と、全国の村の中でも高い。南部には琉球大学千原キャンパスがあり、周辺は学生アパートが多くたち並んでいるエリアだ。
居住者からは、「全体が区画整理エリアなためきれい。家の裏には遊歩道があり高台のため、海を眺めながらウオーキングができる。大きいスーパーや薬局、ファミレス、コンビニが徒歩圏内に充実しており、コインランドリーもあるため、雨の多い沖縄でも安心」(女性・30歳・未婚・自営業・自由業)、「静かでゆっくり生活ができる。大型ショッピングモールやスーパーが近くて便利」(男性・52歳・既婚・会社経営者・役員)といった声があった。
3位は豊見城(とみぐすく)市、4位は北中城(きたなかぐすく)村、5位は南風原(はえばる)町と続いた。上位5つのうち、中頭(なかがみ)郡から3自治体、島尻郡から1自治体がランクインした。市街地よりも、市街地に隣接する町村の評価が高い結果となった。
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