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ありがとうキタボウリング  「私の青春そのもの」名護で48年、惜しまれ閉館寂しい(2/2 ページ)

1972年12月16日に開館し、多くの人々に親しまれてきたキタボウリングセンターが6月20日、閉館した。48年余りの歴史を知る利用者からは……。

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沖縄タイムス
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寂しい

 5月14日には最後のリーグ戦「山浩商事共済会リーグ」が開催され、参加者らがプレーを楽しんだ。山浩商事グループ共済会の宮城郁朗さん(63)は「約35年前から利用している。長い間私たちを楽しませてくれた」とこれまでを振り返った。山浩商事燃料事業部名護石油の大城康志所長(59)は「高校生の時は唯一の楽しみの拠点だった。青春そのもので終わってしまうのは寂しい」と語った。


キタボウリングセンターでの最後のリーグ戦を楽しむ人たち=5月14日、名護市城

 常連客からも惜しむ声が上がる。40年近く通い続けた中村良子さん(91)=大東区=は「みんなでボウリングをして、おしゃべりをしてとっても楽しいところだった。閉館は本当に残念」と寂しさをにじませた。

 キタボウリングセンターの山端康成社長は「今後、ここは地域に貢献できる場所にできればと考えている。本当に多くの人に利用していただきありがたい」と感謝。仲村支配人は「お客さんにはありがとうという気持ちしかない。今後もボウリング人口が増えていってほしい」と願った。

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