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コロナ禍の社内コミュニケーション 課題だと思う相手は?:情報共有が遅い(1/2 ページ)
人材紹介事業を展開するエイトシークエンスは、「コロナ禍の社内コミュニケーション課題に関する調査」の結果を発表した。課題だと感じるものの1位は……。
人材紹介事業を展開するエイトシークエンス(東京都渋谷区)は7月6日、「コロナ禍の社内コミュニケーション課題に関する調査」の結果を発表した。課題だと感じるものの1位は「社内での情報共有が遅い」、課題だと感じる相手の1位は「上司」だった。
課題だと感じるものの1位は「社内での情報共有が遅い」(31.7%)、2位に「部門間・事業所間の連携がうまくいかない」(24.8%)、3位に「職場(業務以外)のことを気軽に相談できない」(21.5%)が続いた。同社は「コロナ禍によるリモートワークの拡大や、食事をしながら会話をする場面が減ったことにより、業務外のコミュニケーション機会が失われ課題を感じるのではないか」と分析している。
課題だと感じる相手で最も多かったのは「上司」(32.8%)で、「同僚」(24.2%)、「社長」(19.5%)が続いた。性年代別でみると、20代女性の約半数(49.2%)が「上司」と答えており、ほかの性年代よりも課題を感じていることが分かった。
社内・社外問わず、相談できる相手が欲しいと感じるかを聞いたところ、全体の51.0%が「感じる」と回答した。性年代別でみると「感じる」と回答した割合が最も高かったのは20代女性の60.7%だった。
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