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上半期の動画配信ランキング 3位『進撃の巨人』、2位『鬼滅の刃』、1位は?

2021年上半期における「定額制動画配信タイトルの視聴者数ランキング」。1位は?

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 デジタルマーケティングなどを手掛けるGEM Partners(東京都港区)は、2021年上半期における「定額制動画配信タイトルの視聴者数ランキング」(1月2日〜6月25日)を発表した。1位は『呪術廻戦』で、2位の『鬼滅の刃』を大きく引き離した。

 3位に『進撃の巨人』、4位に『名探偵コナン』と続いた。ランキングを見ると、上位20タイトル中15タイトルはアニメが入っている。

 アニメ以外の作品では、Amazonプライム・ビデオのバラエティ『HITOSHI MATSUMOTO Presents ドキュメンタル』が8位にランクインした。2020年Netflixで配信され社会現象にもなった韓流ドラマ『愛の不時着』は13位だった。

 海外ドラマからは、Amazonプライム・ビデオ、dTV、Hulu、Netflix、U-NEXTで配信されている『ウォーキング・デッド』が9位に入った。同作は現在シーズン10まで放送されており、開始から10年経(た)っても根強い人気を誇っている。

 その他には、日本のドラマ『孤独のグルメ』やバラエティ『相席食堂』も継続的に上位にランクインし、上半期の総合ランキングでもトップ20入りした。

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定額制動画配信サービス 2021年上半期トップ20(以下、クレジットのない画像はリリースより)

月別ランキングの結果は?

 次に月別ランキングで作品の推移を見ると、アニメ『呪術廻戦』『鬼滅の刃』『進撃の巨人』が多くの月でトップ3に入っている。『名探偵コナン』は4月と5月に2位に入り、人気上位の作品は半年間ほぼ固定されていた。

 また同じくアニメ『転生したらスライムだった件』『ゆるキャン△』は、継続的にトップ10入りを果たした。

 その他に、ランキングが急上昇した作品が2つある。『僕のヒーローアカデミア』は、1月から3月の順位は30〜40位だった。しかし、第5期放送開始後の4月以降はトップ10に入っている。

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月別ランキングのトップ10

 4月に40位だった『東京リベンジャーズ』は、5月に4位と急上昇し、6月には1位を獲得して目覚ましい躍進を遂げた。

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東京卍リベンジャーズ』(講談社提供)

 GEM Partnersは「グラフからも分かる通り、定額制動画配信サービスは全国で最初の緊急事態宣言が発令された20年4月から利用率が大きく伸び、現在も維持している」と指摘した。

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 調査は、国内在住の15〜69歳の男女約7000人を対象にインターネットで実施。Amazonプライム・ビデオやNetflixなどで視聴したタイトルを自由回答方式で聴取して集計、ランキングにまとめた。

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