コラム
わずか3日で完売! ミズノ×マツダの「ドライビングシューズ」は、どんな特徴があるのか:週末に「へえ」な話(1/4 ページ)
ミズノとマツダが共同で開発した「ドライビングシューズ」が登場した。価格は3万9600円。ちょっと高いような気もするが、わずか3日で完売。人気を集めているシューズは、どのようにして開発したのか。
ちょっと気になるシューズが登場した。ミズノとマツダが共同開発した「ドライビングシューズ」である。クラウドファンディングサイト「Makuake(マクアケ)」で7月6日に販売したところ、2日後には予定枠の1100足を完売するほど、人気を集めているのだ。
「ドライビングシューズ」と聞いても、ピンとくる人は少ないのかもしれない。シューズショップに足を運ぶと、ウォーキング用やランニング用のほかに、さまざまな種類の靴が並んでいる。アウトドア、登山、野球、サッカー、スケートボードなど。ドライビングシューズというカテゴリーはあるものの、本格的なモノは少ない。アクセルやブレーキを踏む際に足が安定することをウリにした商品が多いなかで、両社がつくったモノはどういった特徴があるのだろうか。
資料を見ると、足首回りに伸縮性の高いストレッチ素材を採用したことで、アクセルやブレーキなどの踏み込みや踏み替えがしやすくなるように設計したそうで。また、かかと部分は丸みをもたせたことで、ペダル操作を安定して行えるようにしたなどと書かれていた。
と、このような文言を読んでも「ちょっとよく分からない」といった人もいるかもしれないので、開発の経緯に触れながら、人気を集めているシューズにどのような特徴があるのか紹介しよう。
関連記事
- キユーピーの「ゆでたまご」が、なぜ“倍々ゲーム”のように売れているのか
キユーピーが販売している「そのままパクっと食べられる ゆでたまご」が売れている。食べことも、見たことも、聞いたこともない人が多いかもしれないが、データを見る限り、消費者から人気を集めているのだ。なぜ売れているのかというと……。 - 3年で売上2倍に! ミズノのワークビジネスが、伸びている理由
ミズノの「ワークビジネス」が伸びている。売り上げを見ると、直近3年間で2倍の規模に。ミズノと言えば「スポーツメーカー」のイメージが強いのに、なぜこの分野にチカラを入れているのか。担当者に話を聞いた。 - 「男女混合フロア」のあるカプセルホテルが、稼働率90%の理由
渋谷駅から徒歩5分ほどのところに、ちょっと変わったカプセルホテルが誕生した。その名は「The Millennials Shibuya」。カプセルホテルといえば安全性などを理由に、男女別フロアを設けるところが多いが、ここは違う。あえて「男女混合フロア」を取り入れているのだ。その狙いは……。 - 94年の歴史に幕 なぜミズノの淀屋橋店に入ると「ワクワク」するのか
ミズノの淀屋橋店が94年の歴史に幕を閉じる。もともと本社があったそのビルは、どのような特徴があるのだろうか。ユニークなデザインのエレベーター室があったり、大食堂があったり。その構造は、まるで……。 - 身長155センチ以下! 小柄女性向けのブランドが、「月商1億円」になった秘密
小柄女性向けのブランド「COHINA」をご存じだろうか。2018年に創業し、その後、順調に売り上げを伸ばしているのだ。その要因として、何があるのか。毎日続けていることがあって……。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.