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ドコモ、日興、THEOのお金のデザインが協業 dカード利用した積立投資検討
NTTドコモおよびSMBC日興証券、ロボアドバイザーサービス「THEO」を運営するお金のデザイン(東京都港区)は7月12日、資産運用サービス拡充に向けた協業検討を合意したと発表した。
NTTドコモおよびSMBC日興証券、ロボアドバイザーサービス「THEO」を運営するお金のデザイン(東京都港区)は7月12日、資産運用サービス拡充に向けた協業検討を合意したと発表した。
若年層や投資未経験層が資産運用を始めやすい環境の整備のため、dポイントやdカードを使った積立投資の提供に向けた検討を行う。ドコモとお金のデザインが協業して提供している「THEO+docomo」や「日興フロッギー+docomo」が対象。また、iDeCo(個人型確定拠出年金)への対応も検討する。
ドコモ、日興証券、お金のデザインが提供している金融サービスを相互連携し、ユーザーの保有金融資産全体を対象とする資産配分の提案も行う。また、日興証券の対面サービスとの連携も行う。THEO+docomoでは、投資対象ETFの銘柄にESG関連銘柄も採用する。
お金のデザインは2018年からドコモ向けに資産運用サービス「THEO+docomo」の提供を行っており、10万人が利用している。また、日興証券は8月にTHEOの証券業務を吸収分割する予定で、さらにお金のデザインの株式の一部を日興証券が取得する。日興証券とドコモは、日興フロッギーにおいてdポイントを使った買付サービスを手強しており、今回の協業で、3社の連携がさらに深まることになる。
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