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日興証券、dポイントで日本株が買える「日興フロッギー+ docomo」開始【更新】

日興証券は3月24日から、NTTドコモの「dポイント」を使って日本株式が購入できる「日興フロッギー+ docomo」を開始した。dポイントを使って実際の株式を購入できるサービスは初めて。

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 日興証券は3月24日から、NTTドコモの「dポイント」を使って日本株式が購入できる「日興フロッギー+ docomo」を開始した。1ポイント1円とし、1注文あたり100ポイントから3万ポイントまで、東証上場国内銘柄約3700銘柄を、100円単位で購入できる。

 dポイントの会員は7300万人以上。これまでも、バランス型の「おまかせ運用」やテーマ型のdポイント投資サービスを提供しているが、実際の株式を購入できるサービスは初めて。

 共通ポイントを使った投資サービスは、各社が拡充を図っている。楽天証券は楽天スーパーポイントを、SBI証券は傘下のSBIネオモバイル証券にてTポイントを使って日本株の購入を可能にしている。

 利用には、日興証券の口座とdアカウントが必要。dポイントは、通常ポイントだけでなく期間・用途限定ポイントも使用できる。売買手数料は無料だが、買値と売値に差を設けるスプレッドを設ける。前場と後場の始値を基準とし、100万円以下の場合購入はスプレッドゼロ、売却は0.5%。100万円超の場合、購入、売却ともに1%とする。売却した場合、現金が口座に入金される。

 株式は、日興証券独自の「キンカブ」という仕組みを使い、100円以上100円単位で購入できる。単元株未満の取引の可能なため、株価が高い銘柄も少額から買い付けられる。配当も、比率に応じて得ることができる。またキンカブ内の株式数が単元株数に達した場合、通常の口座に振り替えて、株主優待などの権利を得ることもできる。

 取引時間は、午前8時から11時半、午後4時から翌午前8時まで。


買付画面イメージ

 総額300万円分のdポイントを抽選で提供するなどの複数のキャンペーンも実施する。また、事前に同意を得たうえで、ドコモが保有するデータを活用し、それぞれのユーザーに投資先を紹介する仕組みも予定している。


日興フロッギーは投資関連記事と連携して、記事からそのまま株式が購入できるサービス

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