ニュース
ディーカレット、国内初オントロジー(ONT)取り扱い開始
ディーカレットは7月13日、新たな仮想通貨としてオントロジー(ONT)を7月中に取り扱い開始すると発表した。国内取引所で初の取り扱いとなる。
ディーカレットは7月13日、新たな仮想通貨としてオントロジー(ONT)を7月中に取り扱い開始すると発表した。国内取引所で初の取り扱いとなる。ONTの時価総額は、673億円で全仮想通貨の中で96位。
オントロジーは企業向けのパブリックブロックチェーン開発プラットフォーム。ONTはその上で使われるトークンとなる。企業が自由にカスタマイズでき、分散型アプリケーションを開発できるツールや開発環境を提供する。ドイツの自動車メーカーダイムラーなど複数の企業とパートナーシップを組んでいる。
デジタルIDの取得、個人情報やデジタル資産の運用と保護を可能にする技術も盛り込む。中国版イーサリアムと呼ばれる「NEO」を開発するオンチェーン社が開発した。
関連記事
- ディーカレット、電子マネー扱いのステーブルコイン「プログラマブルマネー」 KDDIと実証実験
円建てのステーブルコインの開発を進めてきたディーカレットが、価格が円と連動したデジタル通貨の実証実験をKDDIと実施する。いわゆるステーブルコインは、現在の国内の法律では仮想通貨には当たらず、どんな取り扱いになるのか不透明な状態だ。ディーカレットは、今回資金移動型の電子マネーという扱いを取り、発行を可能にする。名称は「プログラマブルマネー」とした。 - メルカリ、仮想通貨参入 売上金のビットコイン受け取りも
メルカリは4月2日、暗号資産やブロックチェーンに関する事業を行う子会社、メルコインを4月下旬に設立すると発表した。メルペイに続く第3の柱として位置づける。 - 仮想通貨を大暴落に導いた“ESG”とは何者なのか
あのイーロン・マスク氏も太鼓判を押していたビットコインが、今大暴落している。この暴落相場の背景には、中国による規制や、納税のための換金売りのタイミングが重なった点ももちろんあるが、やはり最大の要因はESG懸念に基づくマスク氏の「心変わり」にあると見られている。 - ポルトガル2.5国分の電力を消費するビットコイン 仮想通貨の脱炭素化はなるか?
ビットコインが大量の電力を消費することはよく知られている。その量は1260億kWh以上。実にポルトガル2.5国分以上、アルゼンチン1国分に相当する電力だ。一方で、世界は今、脱炭素化、カーボンニュートラルに向けて急速に動いている。 - コインチェック、国内初となるパレットのIEO 仮想通貨プロジェクトの新たな資金調達方法
コインチェックは5月31日、国内初となるIEOを今夏に実施することを明らかにした。Hashpaletteが運営する、NFTを使ったコンテンツ流通に特化したブロックチェーン「パレット(Palette)」のトークンを上場させ、ユーザーに対して販売することで、資金調達を支援する。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.